【本気で調査】おすすめ化粧水のランキング【実際のところ、どの化粧水が良いの?】
スキンケアに欠かせない毎日の化粧水。ハトムギ化粧水や無印良品などプチプラもあれば、資生堂やカネボウといったデパコス、昨今本当に数多くの化粧水が販売されています。数多く存在するからこそ「やっぱり値段が高いでパコスの方が効果があるの?」「ぶっちゃけ最もコスパの良い化粧水はどれ?」「敏感肌に合う化粧水はあるの?」など化粧水選びに悩まれる方も少なくないのではないでしょうか?
今回の記事では、各社の最新リリース商品や定番商品の中から特に人気度の高い化粧水7商品を揃え、6つの観点で徹底比較をいたしました。その比較結果からおすすめの化粧水を分かりやすくご紹介します。
当記事で「ベストな化粧水」を定義すると、「乾燥をしないだけの保湿力があり、キメを整えるだけの効果が見込める化粧水」となります。今回の検証を経て分かった化粧水を選ぶ時の注意点もご紹介しますので、是非参考になさってくださいね。
化粧水の何を比較する?
最新リリース商品や定番商品の化粧水7商品を収集し、以下の項目を比較しました。
「塗布してから2時間経過後でも、肌の水分量が40増加した状態をキープできた商品」をユーザーが保湿力に満足度を高く感じる基準とし、各商品の検証を行いました。
「アミノ酸・セラミド・ビタミン・肌荒れ防止成分・肌荒れ防止効果が見込める植物エキスが入っている」ことをユーザーが整肌成分が充実している商品として満足できる基準とし、各商品の検証を実施しました。本記事における「成分分析」は、化粧品、医薬部外品の製造元が発表している成分表示をもとに監修者が分析しているということを意味します。
「20〜40代の女性モニターが香りが良いとレビューしたもの」をユーザーが良い香りだとして満足できる基準とし、各商品の検証を行いました。
「20〜40代の女性モニターが容器が使いやすいとレビューしたもの」をユーザーが容器の利便性が優れた商品として満足できる基準とし、各商品の検証を行いました。
「20〜40代の女性モニターがつけ心地が良いとレビューしたもの」をユーザーがつけ心地が優れた商品として満足できる基準とし、各商品の検証を行いました。
「敏感肌の人にとって刺激になりうる成分が入っていないことに加え、肌荒れ防止成分が充実しているもの」をユーザーが敏感肌の人でも満足できる商品として満足できる基準とし、各商品の検証を行いました。この項目のみ、ランキングの総合評価には含まれていません。本記事における「成分分析」は、化粧品、医薬部外品の製造元が発表している成分表示をもとに監修者が分析しているということを意味します。
そもそも…化粧水の効果や使うメリットって?
化粧水最大の効果は、肌にうるおいをもたらして保湿をしてくれること。「化粧水なんて気休めにしかならないんじゃ?」と思う方もいるかもしれませんが、何もしなくても肌が健やかな人以外はマストアイテムと言って良いでしょう。
そもそも健康的な肌であれば、水分と油分のバランスを適度に保ち、健やかな肌状態をキープできます。水を主成分とし、水溶性の保湿成分をたくさん配合した化粧水は、肌に必要不可欠な水分と油分のうち、水分を補って保つ働きを期待することができます。
水分と油分のバランスが適度に保たれていないと、肌の乾燥が気になったり、皮脂の分泌が過剰になってしまい、肌のベタつきやテカリを招くことがあります。肌に何かしらの悩みを感じているのであれば、化粧水を使用することをオススメいたします。
肌を存分に保湿することは、乾燥防止になるだけでなく、肌荒れやハリ不足などの悩みの解決にも繋がります。そのため、乾燥肌・混合肌・脂性肌などの肌質に関係なく、化粧水を使用することは非常に重要です。
化粧水を選ぶときは何に気を付けたら良い?
化粧水を選ぶ時には是非チェックしていただきたいポイントを5つご紹介します。
高保湿成分が含まれた化粧水を選ぶ
肌を保湿するためには、高保湿成分をメインに含む化粧水を使用することがおすすめです。
各商品をモニターの方の腕に塗布し、2時間後の保湿度合いを検証したところ、グリセリン・ベタインなどの保湿成分を配合した化粧水は、肌水分量が大幅にアップしたという検証結果が得られました。これらを含む化粧水の使用感ですが、とろっとしたテクスチャ、かつ、しっとりした塗り心地でした。このような化粧水がうるおいを保持してくれる傾向がありました。
一方で、ワンシングやトゥベールのような植物エキスやグリシルグリシンなどの整肌成分が成分表の上位に記載された化粧水は、肌水分量がそれほど上がらない結果になりました。使用時もサラサラして、さっぱりした使用感でした。食品と同じく、化粧品の成分表示も配合量が多い順に書かれていますので、水(精製水)の次に高保湿成分が記載されている化粧水を選ぶようにしましょう。
なお、高保湿を謳っているにも関わらず、実際の保湿力が比較的低い化粧水もありました。また注意として、美白・シワ改善などの有効成分を含む薬用化粧水の場合の成分表示については順不同です。そのような薬用化粧水であっても、「保湿力」の検証結果が4.5以上であれば高い保湿力が望めるので、その点も是非チェックしてみてください。
モニターが実際に化粧水を塗布した後の肌の質感をチェックしたところ、肌の水分量が大幅に上昇した8商品のうち7商品がしっとりしており、肌の水分量がさほど上がらなかった17商品のうち10商品がさっぱりとしていました。
例えベタつかない使用感が好みであったとしても、保湿効果を化粧水に期待するのであれば、しっとりとしたテクスチャの化粧水を選ぶようにしましょう。
肌のキメを整えるためには、整肌・肌荒れ防止成分を含む化粧水を選ぼう
「健やかな肌」を保つために必要な要素は、保湿力だけでなく、肌のキメを整える整肌成分・肌荒れを防止する成分が充実しているか、をチェックするようにしましょう。
肌のキメを整えることは、ツヤがあって、なおかつすべらかな肌触りになり、メイクのりのアップにも繋がります。また、乾燥や日焼けによって肌の炎症が起こると、キメの乱れまで引き起こされることがあります。肌荒れ防止成分を配合する化粧水は、健やかな肌のサポートとして有用です。
整肌成分としておすすめの成分は、アミノ酸やビタミンなどです。また、肌荒れを防止する成分としておすすめの成分は、グリチルリチン酸2KやライスパワーNo.11です。これらが配合されているかどうかも要チェックポイントです。
ちなみにですが、成分表示には、「ビタミンC」など一般的に知られた名前ではなく「リン酸アスコルビルMg」など、化粧品に表示する名称で記載されています。成分表示を見てもよくわからないよという方は、是非ランキングをご覧になって、「整肌成分の充実度(成分分析)」が4.5以上の化粧水を選ぶようにしてくださいね。
中にはメーカー独自のノウハウである都合上、詳細な情報が公開されておらず、検証のみでは判断しきれないケースもありました。そのため、今回は、成分表から読み取れる範囲内での整肌成分調査となります。
整肌成分の充実度が高く評価されていなくても、メーカー独自のノウハウにより整肌効果が期待できる場合もあります。気になる場合は該当の化粧水を試してみると良いでしょう。
加齢による肌の悩みは、それぞれの悩みにあった有効成分を含む薬用化粧水の使用がオススメです!
肌の悩みの内容は、年とともに変わってゆくもの。それぞれの年代で出る悩みにあわせて、その悩みに適した化粧水を選ぶようにしましょう。
10〜20代前半は皮脂の分泌量が多いため、ニキビのトラブルが発生しやすい年代です。そのため、ニキビ防止の有効成分や、肌荒れ防止の有効成分が入った薬用化粧水を選びましょう。
20代半ばから30代になると、皮脂の分泌は減少する傾向にありますが、その一方で、肌の代謝機能がだんだんと低下し、シミの悩みが増える傾向にあります。そのため、メラニンの生成を抑制してシミやそばかすを防げるよう、美白ケアができる美白化粧水や美容液を選ぶようにしてください。
30代半ばから40代では、シワ・ハリ不足・毛穴の目立ち始める傾向があります。シワ改善の有効成分を含む薬用化粧水などを使用することがおすすめです。
また、肌荒れについては、皮脂の酸化やホルモンバランスの乱れにより、年齢を問わず起こりえます。40代・50代の人も、肌荒れ防止成分を含む化粧水を使用するのがよいでしょう。もし上記で紹介した年代に当てはまっていなくても、各自気になっている悩みがあれば、悩みに合った成分を含む化粧水を選んでくださいね。
化粧水には、化粧品と医薬部外品という2つの分類があります。医薬部外品とは、厚生労働省が認可した効能・効果に有効な成分を一定の濃度で配合した品のことを指します。ニキビ予防・美白ケア・シワ改善が認められた商品は医薬部外品だけなので、パッケージに「医薬部外品」や「薬用化粧水」の表示があるかも確認するようにしましょう。
敏感肌の人はエタノールや精油・植物エキスなど刺激になりうるものは避けよう
敏感肌の人は、刺激になりうる成分を含む化粧水を避けることが重要です。中でもエタノールや精油・植物エキスは刺激になりうる成分ですので、敏感肌の方は注意して見るようにしましょう。
エタノールとは、アルコールのことです。清涼感のアップや角質層への浸透を促進、また、他の成分を溶かす効果が期待されますが、敏感肌には刺激となりえます。植物エキスや精油も、中にさまざまな成分を含む場合がありますが、成分の数が増えれば増えるほど肌にあわない可能性が高まるため、これらも避けた方が良いです。
実際の成分確認の方法としましては、表示に「エタノール」と記載がないものを選ぶのが1つ、また、植物エキスと精油は、「〇〇エキス」「(植物名)油」と記載されることが多いため、それらが出来るだけ入っていないものを選ぶのが1つです。
その他にもエタノールの有無は、パッケージに「アルコールフリー」や「エタノールフリー」と記載があるかどうかでも確認することができます。ただし、今回検証した際に確認した限りでは、目立つところに記載のある商品は少なかったです。成分表示を見るのがベストでしょう。
また、どの成分が刺激になるかは個人差があるため、可能であればサンプルやテスターでパッチテストをするのが良いでしょう。パッチテストが難しい場合は、成分配合数が少ないアイテムを選ぶと肌トラブルになるリスクを減らせるでしょう。
使用感も確認してみよう
化粧水は毎日使うものだからこそ、できるだけ香りや容器も自分にとって使いやすいものが良いですよね。以下では、香りや容器の使いやすさに着目して、解説をしていきます。
香りが苦手な人は無香料、かつアルコール臭を感じにくいものを選ぼう
強い香りが苦手な人は、無香料の化粧水を選ぶのがおすすめです。ただし、無香料を謳っていても、アルコール臭や原料臭がする商品があるので注意が必要です。
無香料だからと言って無臭とは限らないので、ほかの成分や原料のニオイを感じることが可能性があるということを覚えておきましょう。香りが気にならないものが良ければ、「無香料」項目にチェックがついていて、「香りのよさ」の評価が4.5以上のものを選ぶ基準にしてみてください。
なお、香りつきの商品は、アルコールや原料臭を感じにくい傾向にありましたが、香りがしない商品よりもモニターによって好みがわかれました。香りを楽しみたい方は、「無香料」項目にチェックがついていない、かつ「香りのよさ」の評価が4.5以上のものを選ぶようにしましょう。
太すぎる容器は避けるのが良い
毎日快適に使いたいのであれば、容器の持ちやすさも重要でしょう。太い容器は使い勝手が悪く感じる方が多いため、避けたほうがよいと言えるでしょう。
今回の検証でモニターが実際に使ってみたところ、容器が太いと手にフィットせず、持ちにくいという感想を抱く方が複数いました。とくに周囲20cmを超えると持ちづらく、毎日の使用で困ってしまう可能性があります。数値はあくまで目安にしていただき、店頭で購入時する場合は実際に手にもって確認してみてくださいね。
500ml以上の大容量の容器は太くなりやすい傾向にありましたが、ポンプ式であれば持ち上げる必要がないので、使いにくさを感じる機会は減るでしょう。つけ替え用のポンプを販売しているメーカーもあるので、大容量を買ってみて持ちにくさを感じたら、ポンプのつけ替えも視野に入れてください。
化粧水全7商品
おすすめ人気ランキング
BCL 乾燥さん ・ 薬用しっとり化粧液
|
保湿力
整肌成分の充実度
香りのよさ
容器の使いやすさ
つけ心地のよさ
肌へのやさしさ
向いている年代 | 10代、20代、30代、40代、50代 |
---|---|
向いている肌質 | 乾燥肌、敏感肌 |
使い心地 | とてもしっとり |
敏感肌向け。エイジングケアにもおすすめできる!さまざまな整肌成分を配合したベストバイ商品
Good
-
保湿力が高い
-
整肌成分が豊富に含まれている
-
香りが無臭に近く、使いやすい
Bad
- 特になし
BCL 乾燥さんの「薬用しっとり化粧液」は、敏感肌の方や配合成分を気にされる方にオススメです。
敏感肌に刺激のある成分が入っていないことに加え、肌荒れ防止に有効な成分のグリチルリチン酸ジカリウムを配合しています。ビタミンB・アミノ酸・セラミド・ビタミンEといった整肌成分もしっかり配合。シワ改善・美白に有効な成分のナイアシンアミドも配合されているので、加齢による肌のお悩みもしっかりケアできます。
保湿力の検証では、水分量が大きく増加する結果になりました。普通肌の人だけでなく、乾燥肌の人の保湿にも最適といえるでしょう。
香りがほぼ無臭である点も良いです。香りに敏感であるモニターは少しだけ基剤臭を感じたとのことが、それほど強くはないようでした。「顔につけるのにストレスを感じない」と回答したモニターもいて、人によって好き嫌いなく使いやすい商品でしょう。とろみのあるテクスチャでよく肌になじんでくれ、塗布後の肌はもちもち感が増加していました。非常に伸びがよく「少量でも肌にまんべんなく広がる」とモニターからも好評の声が上がりました。なかにはベタつきを感じるモニターはいましたが、おおむねみずみずしい仕上がりだったという感想が占めていました。
とろみがあるので、水っぽいものと比べて出す量は調整しやすかったです。また、容器はコンパクトで持ち運びには便利ですが、四角い形状をしているため、手に持つ際はややフィットしにくいのは減点ポイントかもしれません。敏感肌用としてもエイジングケア用としてもさまざまな場面で活躍するため、どんな方でもおすすめできるベストバイ化粧水と認定させていただきました。
分類 | 医薬部外品 |
---|---|
内容量 | 230mL |
特徴 | プチプラ |
有効成分 | ナイアシンアミド、グリチルリチン酸ジカリウム |
水分と油分のバランスを適度に整え、みずみずしい肌へ導きます。
肌質の変化を感じやすい20~30代向けに開発された化粧水「トイロ バランシングドロップ」です。早摘みグレープフルーツエキスが肌の油分を適量に保ち、ヒト型セラミドが肌の水分を保持してくれます。肌の油分・水分を適度に保ってくれることで、誰もが触りたくなるみずみずしい肌へ導いてくれます。キメの乱れ・乾燥・うるおい不足等の肌トラブルを感じる機会が増えた人にオススメの商品です。
トラネキサム酸・グリチルリチン酸2Kの有効成分2種が、シミ・そばかすや肌荒れにアプローチしてくれます。嬉しいポイントとして、美白ケアもでき、透明感のある肌へ。肌にすっとなじむ、使い心地の良さもユーザーに好評であるポイントです。
はじめて「トイロ バランシングドロップ」を購入されるなら、公式サイトからトライアルキットを購入するのがオススメです。およそ2週間分の化粧液・乳液+マイルドクレンジングオイル2包+泥ジェル洗顔4包が、とってもお財布に優しい価格、1,500円(税込・送料込)で購入できます。
分類 | 医薬部外品 |
---|---|
内容量 | 120mL |
有効成分 | トラネキサム酸、グリチルリチン酸2K |
LITS モイスト ・ リッツ モイスト ローション
|
保湿力
整肌成分の充実度
香りのよさ
容器の使いやすさ
つけ心地のよさ
肌へのやさしさ
向いている年代 | 20代、30代、40代、50代 |
---|---|
向いている肌質 | 乾燥肌、敏感肌 |
使い心地 | とてもしっとり |
さまざまな整肌成分が配合。敏感肌の方でも安心できる成分構成でコスパ良し。
Good
-
さまざまな整肌成分が配合されている
-
敏感肌の刺激になりうる成分が入っていない
-
つけ心地がしっとりしている
Bad
- 特になし
LITS モイストの「リッツ モイスト ローション」は、保湿も肌のキメを整える整肌成分もどちらも妥協したくないという方にオススメできる化粧水です。
セラミド、アミノ酸、トコフェロールといった整肌成分がさまざま配合されていることに加えて、肌荒れ防止に有効な成分であるアラントインも配合しています。敏感肌に刺激になるうる成分は入っておらず、刺激を懸念されるような人でも安心して使えるでしょう。
モニターが使用したところ、とろっとしていながら肌に塗布するととさらっと伸びやすく、簡単に顔全体に塗り広げることができました。肌への浸透の仕方はゆっくりですが、とてもしっとりとした塗り心地で、「塗布後のもちもち感が気持ちよく、ベタつきも気にならなかった」「うるおい感がある」などモニターからは高評価の感想が寄せられました。
香りがほとんどないために好き嫌いが分かれにくいのも高評価ポイントで、「保湿のためにたくさん顔に塗っても一切不快さを感じなかった」という感想も挙がっています。フタと本体が一体型になっているため、「片手だけで開閉ができるのですごく便利」という声も多数ありました。容器も楕円形の手に持ちやすい大きさで、とろみのあるテクスチャであることも相まって、必要以上に出すことがないという点も好評です。保湿力を検証したところ、塗布してから2時間後まで十分な水分を保持していました。乾燥肌の方も十分な保湿効果が期待できるので、乾燥対策を化粧水に一番期待されている方には大変おすすめです。
価格は1,000円台と大変リーズナブルながら、整肌成分のラインナップが最高クラスで、敏感肌の方にとっても使いやすい化粧水となっています。低コストで、かつ成分構成も重視して保湿ケアをしたい人は、ぜひこの商品を検討してみてくださいね。
分類 | 化粧品 |
---|---|
内容量 | 190mL |
特徴 | プチプラ |
有効成分 |
dプログラム ・ モイストケア ローション MB
|
保湿力
整肌成分の充実度
香りのよさ
容器の使いやすさ
つけ心地のよさ
肌へのやさしさ
向いている年代 | 10代、20代、30代、40代 |
---|---|
向いている肌質 | 敏感肌、脂性肌 |
使い心地 | しっとり |
敏感肌の人でも使用可能。保湿力に定評があり、乾燥対策に最適
Good
-
肌荒れ防止に有効な成分を含んでいる
-
保湿力に定評があり、乾燥対策に最適
-
つめかえ用があるので、継続使用するのにお財布に優しい
Bad
-
化粧水を出す量の調整が難しい場合がある
乾燥に悩みを抱える敏感肌の方におすすめなのが、dプログラムの「モイストケア ローション MB」です。
肌荒れ防止に有効な成分のグリチルリチン酸ジカリウム・トラネキサム酸、ヨモギエキス(2)を配合していて、肌ケア効果に大きな期待ができます。敏感肌に刺激になりうる成分が入っていないところもGoodポイントです。
保湿力の検証結果も非常に良い結果を残していて、塗布して2時間後まで水分量がおよそ44.98増えた状態を保持しました。乾燥にお悩みの方もしっかりうるおいを実感することができるでしょう。
つけ心地も快適でした。ややとろみのある水という表現がぴったりのテクスチャですが、塗布すると意外とナチュラルに伸ばせました。「肌なじみが良い」「しっかりなじんでくれて、ベタつきがない」と高評価のレビューが多く集まりました。
かすかにやわらかな香りがする程度で、ほぼ無臭に近いです。モニターからは「アルコール臭・ケミカル臭を感じない」と声が挙がっており、強い香りが苦手な人にはさらに高評価ポイントでしょう。ポンプ式であるため、基本的には適量を出しやすいですが、強くポンプを押しすぎると過剰に出てしまう恐れがあるため、押す力には気を付けましょう。
つめかえ用もありますので、継続して使う方にとっては嬉しいでしょう。乾燥に悩みを抱えていて、かつ敏感肌の人には最適な化粧水と言えるでしょう。
分類 | 医薬部外品 |
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内容量 | 125mL |
特徴 | |
有効成分 | トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム |
ASTALIFT ・ アドバンスドローション
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保湿力
整肌成分の充実度
香りのよさ
容器の使いやすさ
つけ心地のよさ
肌へのやさしさ
向いている年代 | 20代、30代、40代、50代 |
---|---|
向いている肌質 | 乾燥肌、敏感肌、脂性肌 |
使い心地 | ややしっとり〜ややさっぱり |
保湿力の検証結果が良く、整肌成分が豊富。
Good
-
塗布から2時間経過後の肌の水分量が大きく増加していた
-
整肌成分が豊富で、敏感肌に刺激になる可能性がある成分もほとんど入っていない
-
さらさらしているため、肌なじみが非常によい
Bad
-
ポンプを押すと、化粧水が過剰に出てしまう時がある
過去自分にしっくりくる化粧水がなかったという人におすすめできるのが、アスタリフトの「アドバンスドローション」です。
とくに検証の結果、保湿力がトップクラスの成績を残しました。塗布の前後(2時間後)の水分量を比較したところ、大きく増加していたため、乾燥をケアしたい人には嬉しいポイントでしょう。
整肌成分として、ビタミンE・ビタミンC・植物エキスや肌荒れ防止に有効な成分のグリチルリチン酸2Kを配合しています。整肌成分が豊富に含まれているため、肌のキメを整える効果も期待できるでしょう。敏感肌の人に刺激となる可能性がある成分もほとんど含まれておらず、敏感肌の人でも使いやすい化粧水と言えるでしょう。
ボトルは握りやすいようにややくびれていて、フタの開閉もしやすい構造になっています。プッシュ式なので、出す量の調整は基本的にしやすいですが、稀に勢いよく出てしまい、やや飛び散りやすいのは気になるポイントかもしれません。また、こちらは無香料ではなく、ダマスクローズの香りが付いています。そのため、モニターの好みが分かれる結果となりました。「やや香りが強い」と意見がある一方で、「やさしい香りがして好みだった」「一日を気分良く過ごせそう」と肯定的なレビューもありました。フローラル系の香りが好みの方には良いでしょう。検証の結果、高い保湿力を有していて、整肌成分も豊富に含まれ、欠点という欠点はありませんでした。フローラル系の香りが好きで、整肌成分や使用感にこだわりたい人や乾燥にお悩みの方はぜひ一度お手にとってみてください。
分類 | 化粧品 |
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内容量 | 130mL |
特徴 | |
有効成分 |
メラノCC ・ 薬用しみ対策 美白化粧水 しっとりタイプ
|
保湿力
整肌成分の充実度
香りのよさ
容器の使いやすさ
つけ心地のよさ
肌へのやさしさ
向いている年代 | 10代、20代、30代 |
---|---|
向いている肌質 | 乾燥肌 |
使い心地 | しっとり |
美白ケアも同時に行いたい乾燥肌さんにぴったり。リーズナブルなのに保湿力大
Good
-
塗布してから2時間が経過した後も肌の水分量が平均48増加した
-
美白に有効な成分の3-O-エチルアスコルビン酸を含んでいる
-
1,000円程度というリーズナブルな価格で購入可能
Bad
-
3-O-エチルアスコルビン酸は敏感肌の人にとっては刺激になりうるため、要注意
メラノCC「薬用しみ対策 美白化粧水 しっとりタイプ」は、美白ケアも乾燥対策も両立したい人に最適な化粧水です。美白に有効な成分の3-O-エチルアスコルビン酸を含んでいて、保湿力が高い点が非常にGoodポイントです。
検証したところ、塗布してから2時間経過後の肌の水分量が48増加したという好成績を残しました。整肌成分のビタミンC、肌荒れ防止に有効な成分のグリチルリチン酸ジカリウムも含んでいます。ただし、3-O-エチルアスコルビン酸は敏感肌の人にとっては刺激になりうる成分ですので、注意が必要です。
ややとろみがあるものの、伸びがよく、つけ心地に対しても高評価でした。「ベタつきがほとんどない」「すーっと全体になじみやすい」という感想もあり、高い保湿力とベタつきの少なさを両立した商品です。
フタと本体が一体になった容器なので、片手だけで開閉できるところも評価が高かったポイントです。やさしい柑橘系の香りで、アルコール臭はほとんどしません。匂いが強いと感じた人はごくごく少数で、強い香りが苦手な人であっても使いやすい商品です。
1,000円程度というリーズナブルな価格で保湿だけでなく、美白ケアまでできるので、非常にコスパが良い化粧水と言えるでしょう。ぜひ一度手に取ってご検討くださいね。
分類 | 医薬部外品 |
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内容量 | 170mL |
特徴 | プチプラ |
有効成分 | 3-O-エチルアスコルビン酸、グリチルリチン酸ジカリウム |
IHADA・ 薬用ローション
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保湿力
整肌成分の充実度
香りのよさ
容器の使いやすさ
つけ心地のよさ
肌へのやさしさ
向いている年代 | 20代、30代、10代 |
---|---|
向いている肌質 | 敏感肌、乾燥肌 |
使い心地 | しっとり |
乾燥にお悩みの敏感肌の人向け。2つの肌荒れ防止に有効な成分を含む
Good
-
保湿力に優れていて、十分な乾燥ケアが期待できる
-
2つの肌荒れ防止に有効な成分を含む
-
ほぼ無臭で気にならない
Bad
-
容器の構造上、出す量の調整がやや難しい
乾燥にお悩みの敏感肌の人におすすめできるのが薬用化粧水のIHADA「薬用ローション」です。
グリチルリチン酸ジカリウム・アラントインと、2つの肌荒れ防止に有効な成分を配合しています。敏感肌の方にも優しい成分構成なので、デリケートなお肌の方でも安心して使えることでしょう。また、整肌成分として肌のキメを整える効果が期待できるアミノ酸を含んでいます。
検証の結果、保湿力も非常に優れていて、塗布してから2時間経過後の肌の水分量は増加した状態を保持していました。そのほか比較検証した商品の中にはさほど水分量が増加しなかった化粧水もあったので、保湿力があり、乾燥ケアの効果が期待できると言えるでしょう。
テクスチャは少しとろっとしていて、よく伸びて、しっかりと肌に馴染みました。ベタつきが少なく、さらっとしていたところも高評価でした。「塗布後、肌がもっちりした」「ベタつきなく、しっとりとした」という感想がモニターから寄せられました。
また香りに関してもほぼ無臭で使いやすかったようです。化粧品特有の香りが気になるというモニターもいましたが、さほど強くは感じなかったようです。容器に関しては大きい蓋が採用されているため、開閉にも困らないでしょう。ただし、傾けて使用したところ量が想像以上に出てしまったという方もいたので、気を付けながら出す必要があるかもしれません。
保湿力も分子構成も総合的に優れている化粧水です。保湿ケアをしっかりしたい敏感肌さんは、ぜひご検討ください。
分類 | 医薬部外品 |
---|---|
内容量 | 180mL |
特徴 | プチプラ |
有効成分 | アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウム |
無印良品 ・ 敏感肌用化粧水 高保湿
|
保湿力
整肌成分の充実度
香りのよさ
容器の使いやすさ
つけ心地のよさ
肌へのやさしさ
向いている年代 | 20代、30代 |
---|---|
向いている肌質 | 乾燥肌、敏感肌 |
使い心地 | とてもしっとり |
敏感肌さんでも使いやすい。コスパ良しで継続使用しやすい
Good
-
塗布してから2時間経過後まで肌水分量が平均50.13を記録した
-
敏感肌の人にとって刺激になる可能性がある成分が入っていない
-
適度なとろみ感があり、摩擦をすることなく塗布できる
Bad
-
出す量の調整がやや難しい場合がある
敏感肌さんにおすすめな化粧水が、無印良品「敏感肌用化粧水 高保湿」です。
敏感肌の人にとって刺激となる可能性がある成分が入っていないことに加え、肌荒れ防止に有効な成分であるグリチルリチン酸2Kを含んでいます。アミノ酸やセラミドNPといった整肌成分も配合されているので、お肌に優しい化粧水と言えるでしょう。
検証の結果保湿力も好成績を残しており、塗布してから2時間経過後の肌の水分量は平均50.13増加した状態を保持したという結果になりました。上記の結果から乾燥ケアに最適な化粧水と言えるでしょう。
テクスチャはややとろっとしているため、とても伸ばしやすく、肌なじみも良いです。「楽チンに顔全体に広げられて、肌がしっとりした」「ちょうど良いとろっと感で、摩擦をすることなく全体に塗布できた」とモニターから高評価が寄せられました。しっとりしたつけ心地でしたので、保湿力が高かったという結果にも納得できます。
ほぼ無臭で、ニオイが気になりやすい人でも使いやすかったようです。「塗布後、化粧をしたが、化粧品の香りと混ざることがなかった」という感想もありました。フタと本体が一体になっている容器の形状をしており、片手だけでも容器の開閉ができるのもGoodポイントです。一方で、出す量の調節が難しく、過剰に出してしまったという方が多くいらっしゃいました。化粧水を出すときは気を付けるようにしましょう。
1,000円未満でかなりリーズナブルな価格でありながら、保湿力が高い点も敏感肌でも使える点も非常に良い化粧水。敏感肌の方であったり、コスパを重視される方は是非こちらの化粧水をチェックしてみてください。
分類 | 化粧品 |
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内容量 | 300mL |
特徴 | |
有効成分 |
MINON ミノンアミノモイスト ・ モイストチャージ ローションII
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保湿力
整肌成分の充実度
香りのよさ
容器の使いやすさ
つけ心地のよさ
肌へのやさしさ
向いている年代 | 10代、20代、30代 |
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向いている肌質 | 乾燥肌、敏感肌 |
使い心地 | しっとり |
乾燥ケアをしたい敏感肌さん向け。保湿力の検証結果に優れ、肌荒れ防止に有効な成分を含む
Good
-
肌荒れ防止に有効な成分が含まれている
-
検証の結果、保湿力が好成績を残し、優秀な乾燥ケアと言える
-
とても肌なじみがよく、塗布後、しっとりとする
Bad
-
ぬるっとしたテクスチャが人によっては気になる
乾燥ケアをしたい敏感肌さんにおすすめしたい化粧水がミノン アミノモイスト「モイストチャージ ローションII」です。
肌荒れ防止に有効な成分であるグリチルリチン酸2Kを含んでいることに加えて、敏感肌の人に刺激になる可能性がある成分は入っていませんでした。ビタミンE、アミノ酸など、嬉しい整肌成分もさまざまな種類のものが入っています。
塗布してから2時間経過した後の肌の水分量は平均42と高い水準を記録しました。比較検討した商品の中には20以下の化粧水もあったので、十分な乾燥ケア力が期待できる商品で言えるでしょう。
とろみのあるテクスチャで、肌に塗布した後、すーっと広がりました。「塗布後の肌がしっとりとした」「しっとり感も続く上にベタつきがない」とモニターから好評が寄せられました。一方で、ぬるっとしたテクスチャが気になるというモニターもいたので、さらっとしたテクスチャが好みの方には不向きかもしれません。
香りに関しても、ほぼ無臭であるため好き嫌いなく、どんな方でも使いやすい商品と言えるでしょう。容器はポンプ型であるため、使う量だけ出すことができたようです。ワンプッシュで出る量が決まっているので、調節して量を出しやすいのでしょう。
敏感肌の方にやさしい成分構成で、なおかつ保湿力でも好成績を残した化粧水です。乾燥対策をしたい、かつ敏感肌でお悩みの方に有力な選択肢となる商品です。
分類 | 化粧品 |
---|---|
内容量 | 150mL |
特徴 | 無着色、無香科、プチプラ、パラベンフリー、弱酸性 |
有効成分 |
保湿力
「塗布2時間後の肌水分量が40増加した状態をキープできた商品」を保湿力が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準をとし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
スコアリング方法
腕に化粧水を一定量塗布し、塗布前の水分量と塗布から2時間後の水分量を計測。水分量がいくつ増加したかを確認し、数値が高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
検証条件
- モニター:「20〜40代の女性」10名以上
- マルチ皮膚測定器 Multi Probe Adapters MPA6
- 角層水分測定 Corneometer CM825
整肌成分の充実度(成分分析)
「セラミド・ビタミン・アミノ酸・肌荒れ防止に有効な成分・肌荒れ防止効果を見込める植物エキスが入っているかどうか」を整肌成分が十分に入っているとしてユーザーが満足できる基準としました。
スコアリング方法
成分表を確認して、整肌成分の充実度合いをスコア化しました。
チェックした項目
以下成分が入っているかどうかをチェックしました。
- セラミド
- ビタミン(ビタミンA・ビタミンB・ビタミンC・ビタミンE)
- アミノ酸
- 肌荒れ防止成分
- 植物エキス(肌荒れ防止)
香り
「20〜50代の女性モニターが良い香りがするとレビューしたもの」を香りが優れた商品としてユーザーが満足できる基準としました。
スコアリング方法
モニターが化粧水を使用した際に感じた香りのよさを点数で評価し、各商品の香りをスコア化しました。
検証条件
- モニター:「20〜50代の女性」10人(無香料志向の女性5名・香りつき志向の女性5名)
チェックした項目
- 良い香りがするかどうか
- 香りがキツいと感じないかどうか
容器の利便性
「20〜50代の女性モニターが容器が使いやすい形状をしているとレビューしたもの」を容器の使いやすさが優れた商品としてユーザーが満足できる基準としました。
スコアリング方法
モニターが化粧水を実際に使用した際に、容器の使いやすさを点数で評価し、各商品の容器の利便性をスコア化しました。
検証条件
- モニター:「20~50代の女性」10人以上
チェックした項目
- 思い通りの量が出せたかどうか
- 容器が重いと感じることがないか
つけ心地のよさ
「20~50代の女性モニターがつけ心地がよいとレビューしたもの」をつけ心地が良い商品としてユーザーが満足できる基準としました。
スコアリング方法
検証条件
- モニター:「20〜50代の女性」10名(しっとり系の化粧水を好む女性5名・さっぱり系の化粧水を好む女性5名)
チェックした項目
- 肌なじみが良いと感じるかどうか
- 好みのテクスチャかどうか
肌へのやさしさ
「敏感肌の人にとって刺激になる可能性がある成分が入っていないことに加えて、肌荒れ防止に有効な成分が充実しているもの」を敏感肌でも使いやすい商品としてユーザーが満足できる基準としました。
スコアリング方法
各商品の成分表を見て、敏感肌の人にとって刺激になる可能性がある成分が配合されていないか、また、肌荒れ防止に有効な成分が充実しているかどうかを確認し、スコア化しました。
チェックした項目
①敏感肌の人にとって刺激になる可能性がある成分が配合されていないか
- 多量のエタノール
- 多種類の植物エキス
- 浸透促進成分(カフェイン)
- 多種類の精油
- 角質ケア成分
- 清涼剤(メントール)
- アラントイン
- グリチルリチン酸ジカリウム
化粧水と乳液の順番は?そもそも乳液は必要なの?
化粧水や乳液をつける時の順番は、メーカーの推奨している順番に従うようにしましょう。もし、調べても不明な場合は、「さらっとしたテクスチャのものから使う」と覚えておきましょう。また、肌質や抱えているお悩みにもよりますが、乳液も一緒に使うことを推奨いたします。
水分と油分、両方を含むスキンケアアイテム、それが乳液です。肌にうるおいだけでなく、角層を柔らかく整えたり、水分を逃がさないようにすることが期待されます。化粧水のみでは油分が不十分で、水分が蒸発してしまう可能性がありますので、乳液は一緒に使用した方が良いでしょう。
基本的には化粧水→乳液という順で使用することを推奨する商品が多いですが、中には乳液→化粧水という順で使用を推奨するタイプの商品もあります。使用する前に、パッケージ等で使用方法を確認するようにしましょう。
美容液に関しても同じです。メーカーの推奨順に使用することが基本です。分からない場合は化粧水よりさらっとしていたら先、とろっとしていたら後、という風に覚えましょう。密閉するようなオイルは蒸発を防いでくれますが、同様に浸透を妨げることになってしまうので、とろっとしたクリームはスキンケアの最後につけるようにしましょう。
同じメーカーの商品を組み合わせて使う必要は必ずしもあるとは言えませんが、基本的に組み合わせを考えて開発されているので、ご自身に合っていると判断されたなら、メーカーを揃えるのもアリでしょう。毎日が忙しくてスキンケアに時間を取りたくない方はオールインワンジェルであれば保湿効果を期待しつつ、時短もできるので、是非検討してみてください。
また、コットンで余分な角質を拭き取る化粧水は別物なので注意しましょう。角質ケア成分を含む拭き取り化粧水というものもあるので、肌がごわつくという方は検討すると良いでしょう。
結局化粧水を塗るのはコットン、手、どっちがいいの?
結論、化粧水のパッティング方法は手でもコットンでも好みの問題です。ただ、メーカーが推奨する方法があるのであれば、それに従うのが良いでしょう
コットンを使うメリットですが、化粧水をムラなく均一につけることができる点です。しかしながら、敏感肌の方や染み込ませた量が少ない場合、摩擦によって刺激が生じてしまうことがあります。コットンを使用する際は透けるくらい十分に化粧水をつけ、乾いた箇所で肌を擦らないように注意してください。化粧水をたっぷり染み込ませる必要があるので消費が早くなる傾向にありますが、顔全体に均一に化粧水をつけたいという方はコットンの使用がおすすめです。
一方で、手によるパッティングは、摩擦を少なくできるところがメリットです。敏感肌でお悩みの方は、手でつけるのが良いでしょう。ただし、目の周りや鼻の輪郭など細かい部分、凹凸のある部分には塗布しにくいため、コットンに比べてムラになりやすいということは覚えておきましょう。ご自身の肌質や好みにあった方法で塗布してください。
また、塗布する回数についてですが、例えば1日3回以上など、過剰につける必要はありません。メーカーが推奨する適量がありますので、それを参考に回数を決めるようにしましょう。
朝晩で使用する化粧水を変えた方が良い?
朝晩で使用する化粧水を変えたほうが良いといったことは一切ありません。ただし、一日の始まりである朝はさっぱりタイプを使用し、夜は保湿重視でしっとりとしたものを使う等、使い分けるのもひとつの選択肢です。
朝の化粧水は、日中の乾燥から肌を守ったり、メイク前の肌を整える目的があります。しかし今回の検証で、さまざまなタイプの化粧水があることがお分かりいただけたように、ものによってはベタついてメイクが決まらない原因になったりすることがありますので、あまりにもしっとりとしたものは夜に使用するのが良いでしょう。
夜は一日活動したために、肌の水分量が減少しています。うるおいを補って、寝ている間の乾燥を防止するためにも、しっとりとした高保湿な化粧水でケアするようにしましょう。
補足で、朝は肌のキメを整えるためにビタミンCなどを使用し、夜はターンオーバーを促進する効果が期待できるペプチドやレチノールなどを使用する、といった使い分けもオススメです。
結局デパコスとプチプラどっちが良いの?
デパコスの化粧水は、メーカー独自の整肌成分が含まれている傾向がありました。塗り心地や香りにこだわって開発されていて、美白・肌荒れ防止等にアプローチする成分を重視して配合されているものも多いようでした。
スキンケアアイテムにお金をかけるのであれば、化粧水よりも美容液が良いでしょう。一般的に美容液の方が整肌成分の配合量が多く、より満足のいくスキンケアが期待できます。
グリセリンフリーの化粧水はニキビ予防に良い?
「アクネ菌の餌になるグリセリンを含む化粧水を使用するとニキビが増えやすい」と聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。実のところ、グリセリンによってニキビが悪化することは考えにくいので、グリセリンフリーに固執する必要はないです。
ただし、グリセリンはベタつきのある保湿成分のため、グリセリンフリーにするとベタつきが感じられにくくなるということは言えるでしょう。その分保湿感は少なくなるため、テクスチャを重視するのか保湿感を重視するのかで決めると良いでしょう。
そもそも元来皮膚表面にグリセリンは存在しており、グリセリン入りの化粧水を塗布したからと言って、化粧品に配合されたグリセリンがニキビに影響したという事実は確認されていません。
化粧水に使用期限はあるの?
使用期限が書かれていない化粧水も多く存在しますが、未開封なら3年、開封されたものは1年以内に使用するようにしましょう。
厚労省によると、製造又は輸入後、適切な保存条件のもとで3年を超えて性状および品質が安定している医薬部外品・化粧品には、使用期限を記載する義務はないとされていますが、開封後は雑菌や空気と接触することによる品質の劣化が始まりますので、遅くとも開封から1年以内には使い切るようにしましょう。
商品によっては使用期限が記載されたものもあります。EXPのあとに日付が記載されている箇所を見つけられたら、その日付=使用期限となります。例えば「EXP 03/2028」のものであれば、使用期限は2028年3月です。
他の記載方法もあります。「6M・12M・24M」などと書かれているものは、開封後の使用期限を表しています。12Mなら開封してから12か月以内が使用期限という意味です。
使用期限期間内であっても分離・変色などの異常を確認できた場合は、使用しないようにしましょう。
化粧水は飛行機に持ち込みできる?
結論から申し上げますと、制限はあるものの、国内線・国際線それぞれで化粧水の持ち込みが可能です。
国内線における持ち込み可能量は、1容器あたり0.5kgもしくは0.5L以下です。また、1人あたりが持ち込みできる容量は、合計2kgもしくは2Lまでです。
国際線においては液体物とみなされますので、容器は100mL以下までのものを使用する必要があります。国土交通省や空港・航空会社の各サイトに液体物に該当するもののリストがありますので、事前に確認するようにしましょう。
普段使用している化粧品を旅行に持っていきたい場合は、100均に機内持ち込み可能な詰め替えボトルが売っているので、そちらをチェックしてみましょう。
化粧水を冷蔵庫で冷やすと保湿効果が高まる?
メーカーによって冷蔵庫保管が推奨された商品であれば、冷やしても良いです。ただし、一度冷蔵庫で保管し始めたら、使い切るまで冷蔵庫で保管するようにしましょう。
多くの化粧水は直射日光を避ける・高温多湿な場所を避ける等、保管条件が定められています。冷蔵庫保管を推奨していないものだと、品質が変わってしまう可能性があるため、避けた方が良いと言えるでしょう。
たとえ冷蔵庫保管を推奨する商品であっても、庫内・室内での保管がバラバラになってしまうと、品質が損なわれる可能性がありますので注意するようにしましょう。